床暖房について     1999.11.13.

 だんだんと寒さが身にしみる季節になってまいりました。
この時期になると、「床暖房ってどうなの?」という声を
よく耳にします。
そこで、床暖房について、まとめてみました。
床暖房の利点

・空気を汚さない
・頭寒足熱で、陽だまりのようなここちよい暖かさが得られる。
・温風が直接あたらず、室内がまんべんなく暖まる。
・器具が出ないので、室内がすっきりする。
・音がしない
・結露しにくい。


 ただ、設備機器の範疇に属するものですので、必ず工事がともないます。
(工事費がかかってきます。)
 新築及び増改築工事をともなって、採用されるものとなります。

床暖房の種類とその特徴

1.温水式
・・・灯油、ガスを利用したボイラーで温水を作り、その温水をパイプで
 循環させる方式
・電気式に比べランニングコストが低く経済的
・床面積の60%以上に設置する全体暖房に向き、複数の部屋への使用に向く。
・電気式よりも、低温やけどの要因となる閉寒温度が低い。
・約3年ごとに、不凍液の補充が必要またボイラーの寿命ごと(約10年)の交換
 が必要。
・在宅時間の長いご家庭に。

2.電気式・非蓄熱式・・・ヒーターパネルを根太の間、又は、捨て張り合板の上に
 敷きこみ、電気で暖める方式
・根太間タイプは、床の高さを変えることなく設置できるため、増改築に向く。
・比較的在宅時間の短いご家庭向き。(タイマーの利用で帰宅時間に合わせてスイッ
 チのオンが可能)
・ボイラーは不要。温水に比べ設置工事の手間が楽
・全体よりは、部分暖房向き

3.電気式・ヒーター組み込みフローリングパネル・・・床仕上げ材とヒーターを一
 体化したタイプ
・ヒーター一体型なので、施工がスピーディーで手間がかからない。
・ランニングコストが割高になるため、テーブルまわりや、キッチンの足元等の部分
 暖房に向く。




4.電気式・蓄熱式・・・深夜電力を利用して、蓄熱ボードに熱を蓄え、日中放熱す
 るタイプ
オール電化、もしくはそれに近い住宅で利用することにより、深夜電力の経済性が
 得られる。
・一日中暖かいため、お年よりのいるご家庭に向き在宅時間の長いご家庭に向く
・設置時の費用(イニシャルコスト)が比較的高い。


 各方式、それぞれ特徴があり、ご家庭に合わせた選択が可能です。
 ぜひご検討ください。